カホン&ジャンベ本に関するQ&A




カホン&ジャンベに関する問い合わせ
またインターネットで寄せられた質問、出版社に来た質問などに答えていきます。
<質問が増えてきましたら、定期的にホームページを更新していきます>

特にTOCA&.GIBRALTARに関しては日本語版ホームページがなく金額の問い合わせが多く来ていましたので、今回
本で紹介している機材のいくつかの定価を紹介しますので参考にしてください。
日本でも正規代理店がはいっていますので、楽器屋になくても
取り寄せ注文することができます。


カホン&ジャンベ本、TOCA&Gibraltarの問い合わせはこちらからお願いします。

Q: この本では大久保宙さんがTOCA製のカホンを使っていますが、ライブ写真などを見るといろいろなカホンを使っているようですが
   使い分け方法を教えてください。 その楽器の品番と値段を教えてください。


A: 今回の教則本(カホン&ジャンベ)で取り上げたカホンはTOCA製のカホンで品番はTCAJ-HB(Honey Burst)です。
   カホン&ジャンベ・ドラミングではTOCAのカホンとARCOのカホンを使い分けています。
   DVDプロもここからはじめた カホン ジャンベ フレームドラムではTOCAのカホンを使っています。
   私自身いろいろカホン使いますがTOCAのカホンは中の響き線の張り方が特徴的で、ハイトーンのところは引き線が
   あまりならないのですが、ベース音のところが響き線の音が多くなります。この響き線が、本で紹介しているロールをやるには
   有効的です。そして最大の特徴の特徴はエッジ・ハイトーン(カホンの両はじ<角>)のところの音が抜群に強いのが特徴です。
   主にソロやインストのアンサンブルで使っています。歌ものなどに関しては状況に応じてARCOを中心にいろいろ使い分けしています。 
   もう1つこの本で取り上げているのがキューバ式カホンのジャンベカホン(マウンテン・リズム製)です。 
   キレイなスラップ音が特徴で、コンガの代わりにもなります。キューバンスタイルのなかではとてもリーズナブルな価格でよいサウンド、
   ライブだけでなくレコーディングでも実際に使用しているお気に入りの楽器です。
   大久保宙アシスタント瀬古裕信コラムも参考にしてみてください。
  
    

   
(左)TOCAカホン(右)マウンテンリズム・ジャンベ・カホン


Q:大久保宙さんはカホンをどのように勉強されましたか?またどのような流れでいまのようなスタイルになりましたか?

A:カホンに関しては直接誰かに習ったということはありませんが、ドラムやパーカッションに関してはいろいろな先生に習ってきました。
  (私のプロファイル参照) カホンでたたく、ドラムフレーズは通常のドラムセットをそのまま、カホンに当てはめたものが多いです。
  民族打楽器のリズムに関しては私の使用するいろいろな民族打楽器のトラディショナル・リズムを私なりに解釈して、カホンに当てはめ
  たものです。 そのほかいろいろフリーハンドスタイルを多く取り上げてますが、これは私の書いた”フレームドラム”という本でも
  取り上げています。 


大久保宙著:4つのベーシックなスタイルを学ぶ”フレームドラム”

Q:大久保さんはカホンの音色をハイトーン、オープントーン、ベーストーンと3種類で言っていますが、ハイトーンとスラップトーンは違いますか?

A:ジャンベでも高音をスラップトーンと表現する人もいますが、私はこの本ではコンガで使うスラップトーンも紹介していますので、高音はハイトーン
  と言っています。


Q:今回、なぜカホンとジャンベを一緒にしたのですか?

A:基本的な3種類の音色が同じですので、今回一緒に書かせていただきました。


Q:この本で登場しているジャンベの品番や価格を教えてください。

A:左側がTOCAのPVCボディのジャンベ、右側ウッド・ジャンベです。



 
  

写真左側のジャンベがPVC(合成樹皮)ボディーのジャンベでサイズは左から7,9,10,12,14インチです。
左のジャンベ3台は SYNERGY FREESTYLE DJEMBE(ロープチューニング)でサイズは7,9,10,12
インチがあります。カラーは一番左からWoodstock Purple(WP)、Snake Print(SP)、Fiesta(F),Jungle Camouflageです。
そのほかBali Redがあります。 一番右側のオレンジのはラグチューニングのできるタイプMechanically Tuned Freestyle Djembe
です。 右の写真は木のManjani African Djembeで12インチです。

SYNERGY FREESTYLE DJEMBE(ロープチューニング) 
Mechanically Tuned Freestyle Djembe(ラグチューニング)
Manjani African Djembe


HCO MUSIC NET SHOPで扱いはじめました。

Q:大久保さんはPVCのラグチューニングをお薦めしてますか、理由はなぜですか?

A:一番はロープのチューニングは初心者にはなかなか難しいということと、今回の本のようにドラムセットのフレーズ
  などを叩くときにはすばやいチューニングが必要だからです。またTOCAのPVCボディーはヘッドを緩めて、ベース音
  を低めにしても、はじの音(スネア音)は高音をキープできる楽器です。 REMOのジャンベも同様にチューニングキーで
  チューニングできるタイプをお薦めします。


Q:お薦めのジャンベ・サイズはいくつですか?

A:手の平でドラムのフレーズを叩くのなら12−14インチ、指を使ってフリーハンド・スタイルなどを行うなら、
  7−12インチがお薦めです。 両方やりたい方は12インチが良いと思います。

Q:いろいろスタンドが本で紹介されてますが、具体的に品番を教えてください。

A:左がジャンベ・スタンドGibraltar・GDS定価19,425円、右側がGibraltar・GPDS定価27,825円になります。 私はGPDSを強くお薦めします。
最近はインターネットなので、安いジャンベ・スタンドも増えてきましたが、スタンドの足の部分の重量があり、いろいろな調整が
可能なスタンドを考えるとGPDSが1番良いと思います。写真では座ってますが。立って使うこともできます。




Q:カホンと一緒にシンバルを使用していますが、お薦めシンバル、スタンドはありますか?
  

A:シンバルに関してはジルジャンを使用しています。サイズは10インチがお薦めサイズです。
  いろいろ選べるなら、薄いほうがいいです。 カホンの場合はなるべく太いスタンドを前に置きたくないので
  Gibraltarの8610(ストレート)、8609(ブーム)などを使用しています。

Q:ドラムセットとカホンの組み合わせもありましたが実際に演奏することはあるのですか?


      
  

A:カホンの場合はドラムセットのイスをカホンにして、一緒にたたく場合があります。写真で見えるようにタムなどをはずしていますが
 通常のセットのときにイスをカホンにすればいろいろなバリエーションが考えられます。一番左の写真で右足で踏んでいるクラーベ
 はTOCA TCBPKG 両サイドで使っているスタンドはジャンベ・スタンドでなく、Gibraltarコンガ・スタンドです。定価GCS-M 
 27,300円です。 ハイハットは細いサイズのGibraltar・8609です。ベースドラムはヤマハの22インチ・バーチカスタム・アブソリュートです。


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