MIBURI

手足の動きでドラム・パーカッションなどを演奏する電子楽器

タイプR3 & S3

肩、肘、手首、足などに装着したセンサーでその動きを検出し、手足の動きで音楽を演奏する新しいタイプの楽器「MIBURI(ミブリ)」の第2弾として、ドラムなどのリズム楽器を主体としたMIBURI(ミブリR3)

 現在の楽器は、音程を決める入力部分と、音を出す発音部分に分けられ、入力部分の形態や入力方式によって演奏方法が異なります。ピアノを例に取れば、鍵盤が入力部分で、ハンマーで弦を叩いて響かせるのが発音部分となり、指で鍵盤を押して(弾いて)演奏します。当社が開発したMIBURI(ミブリ)は、人の身体が入力部分で、専用の電子音源が発音部分となり、手首、肘、肩を一定の位置に曲げることが演奏になる新しい電子楽器です。身体の動きそのものが楽器の入力手段で、身体の動きと音楽演奏が一体化しており、音を直接コントロールできるので微妙な演奏表現が可能です。

 1995年3月に作られた開始したMIBURI(ミブリ)の最初のモデル『S3』は、手の動きによるメロディー演奏を主目的にしているのに対し、今回発売する『R3』は、足の動きも加え、ドラムやパーカッションなどリズム楽器の演奏を主体とした楽器です。またダンスなど大きく激しい動きが求められることからワイヤレス化も実現しています。(オプション対応)

 MIBURI(ミブリ)『R3』は肩、肘、手首にセンサーを装着したウエアを着用し、踵(かかと)とつま先にセンサーのついたユニットを靴の中に装着します。肩を上げる、手を振り下ろす、足踏みをするといったダンスや体操などに近い身体の動きをセンサーが検出し、専用のリアルなAWM音源(注1)が発音します。これにより、例えば、音楽に合わせてダンスをするのではなく、ダンサー自身が踊ることによってリズム音楽を演奏したり、ドラマーがドラムを叩くような動作で、ドラムセットが目の前になくてもドラム演奏ができるなど、全く新しい音楽表現が可能となります。また『S3』でメロディーパート、『R3』でリズムパートを受け持つMIBURI(ミブリ)だけのアンサンブル演奏なども楽しめます。


<主な特長>

  1. 手足の動きで演奏する、新しい音楽表現が可能な電子楽器

    ミブリ『R3』は、手首、肘、肩、足など人の身体の動きにより、リズム音を演奏する電子楽器です。肩、肘、手首にセンサーを装着したウエアを着用し、踵(かかと)とつま先にセンサーのついたユニットを靴の中に装着します。肩を上げる、手を振り下ろす、足踏みをするといったダンスや体操などに近い身体の動きをセンサーが検出し、専用のリアルなAWM音源が発音します。
    身体の動きと音が直結するので、演奏者の感性により、既存の楽器演奏から大きく発展した、全く新しい音楽表現を創造することができます。
  2. 簡単な身体の動きでパーカッション演奏が可能。ワイヤレス化も実現

    身体の動きが演奏に直結しているので、誰でも簡単に感覚的に身体を動かすだけでリズム音を演奏することができます。また例えば、音楽に合わせてダンスをするのではなく、ダンサー自身が踊ることによってリズム音楽を演奏したり、ドラマーがドラムを叩くような動作で、ドラムセットが目の前になくてもドラム演奏ができるなど、全く新しい音楽表現が可能となります。またダンスなど大きく激しい動きに邪魔となる音源部分との接続をワイヤレス化しました。(オプション対応)
  3. AWM音源搭載の高音質なリズムサウンド

    『R3』は、音源にリアルで高音質のAWM音源を搭載し、ドラムセットやパーカッションなど235音色を内蔵しています。手、肩、肘、足などの各センサーに、好みのリズム音色を割り当て演奏できます。また例えばダンス系なら「エアロビクス」「ダンス」「タップ」など基本的な音色や強弱の組み合わせを用意(プリセット32種類)しているため、演奏者の多彩なスタイルに合わせた組み合わせを選ぶこともできます。
  4. 軽量・コンパクトで持ち運び可能で、演奏の可能性を広げるさまざまな付加機能

    『R3』は、「ウェア」や音源などの各ユニット、ワイヤレス送受信装置(別売)などを専用のケース(別売)に全て収納でき、電源と増幅装置(アンプ+スピーカー、ラジカセなど)があればどこでも演奏が可能です。また、MIDI(注2)の入出力端子も装備しており、内蔵の音源のほかに、他のMIDI機器での発音も可能です。なお『S3』でメロディーパート、『R3』でリズムパートを受け持つMIBURI(ミブリ)だけのアンサンブル演奏なども楽しめます。

           

あらかじめ定めたスピード以上のスピードで、また、ある角度以上に曲げた時にも発音します。

肩や手を動かして止めた瞬間に発音します。



足は、かかとまたはつま先で床を踏んだ時に発音します



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